2016年秋ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」、通称「逃げ恥」。
前回もご紹介しましたが、このドラマ、「だいすけ」的には秋ドラマの中で、絶対的No.1。
コミカルなところと、シリアスなところが、ちょうどいい感じで調和しているドラマ。
今回の秋ドラマ、コミカルすぎて、ちょっと残念なドラマ(特に土日)が多いだけに、余計そう感じます。
そして、このドラマ、結構、ジーンとくるセリフが多いんです。今回は、その中から二つご紹介。
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仕事って?
みくり(新垣結衣)と、叔母の百合(石田ゆり子)の会話
(みくり)大企業に勤めたいとかじゃなくて、狭い世界でもいいから、人とのつながりで成り立つ何か。
(百合)ボランティア?
(みくり)うううん、お金は欲しい。お金って生活だし。でも稼げさえすればいいっていうビジネスライクな事よりも、好意をもってつながってたいなーて。
(百合)それは大事。どんな仕事も相手への感謝とリスペクト。
~11月22日放送より~
仕事って何?、「だいすけ」が、やりたかった仕事って何?って疑問に、端的に答えてくれている気がします。
お金の為だけど、それだけじゃない、「だいすけ」は元エンジニアで、「ひと」ではなく「もの」と向き合う時間が長かったのですが、それでも人とのつながりは大事。どんな仕事でも、1人だけの力で出来るわけではありません。
一方で、その「人とのつながり」が悩みになる事も多々あるのですが。
今、長時間残業の問題がニュースで良く取り上げられています。
勿論、寝る暇もないほどの残業時間はもってのほかですが、もう一つ大切なのは、周りの人とのつながり。多くの仕事を抱え、悩んでいる人への周りのサポート。
きっと、残業時間だけを強制的に減らしも解決しない問題だと思います。
「だいすけ」ごときが偉そうな事を言えるような人間ではないですが。。。
残念ながら、過酷な労働条件、そして周りのサポートもない職場で悩んでいる方に送りたい言葉が↓。
失敗してもいい。
他の道もあるんだから、今の道で失敗してもいいやって。
~11月29日放送より~
そして、前回も紹介した第2話でのセリフを再度、引用します。
逃げるのは恥。だけど役に立つ。後ろ向きな選択だっていいじゃないか、恥ずかしい逃げ方だったとしても、生き抜くことの方が大切で、その点においては異論も反論も認めない。
~第2話より~
早期退職・アーリーリタイアという道を選択した「だいすけ」自身にも言ってあげたい言葉。
そう、一度、リタイアして、それが失敗だとわかったら、また、「働く」という選択だってあるんです。実際、自分の希望するような仕事にありつけるかは分かりませんが、新しい道に何かがあるかもしれない。
そう思うと、どういう道を選ぶにしろ、気が楽になる。
そんな事を感じながら、ドラマを楽しんでいる「だいすけ」でした。
因みに、今のところ、再就職する気は全くないです。。。