スポンサーリンク
ここ数日、アーリーリタイアについて考えていますが、結局のところ、単調な生活を楽しめるかどうかが、アーリーリタイアが成功するか否かのキーポイントだと思うようになってきました。
アーリーリタイアして海外を飛び回るとか、仕事以外に何か打ち込めるものがある方は別として、多くの方は、リタイアして暫くすると、単調で刺激のない生活に不満を持つようになる事でしょう(まあ、勝手な推測ですが)。
リタイアブログを見ていると、皆さん、楽しいリタイアライフを送っているように見えますが、そもそもリタイアブログを書いている方ってリタイアした人の中で極僅か、決して、皆が皆、満足しているとは限りません。
サラリーマンほど刺激的なものはない。
サラリーマンやっていると、仮に、仕事そのものが単調なものであったとしても、十分、刺激的で変化に富んだ毎日を送る事が出来ます。(送らざるを得ないと言った方が良いかな?)
やれ出世や昇給(あるいは減給)、転勤、そしてリストラ、さらに時には煩わしいと感じる人間関係、好む好まざるにかかわらず、何かしら日々刺激・変化があります。
そんな生活が嫌になり、早期退職・アーリーリタイアに踏み切る、
そして、待っているのは単調で刺激のない生活。
単調で刺激のない生活で満足できますか?
ゴールデンウィーク9連休、ただ、ぼっとしているだけの毎日に幸せを感じている方も多い事でしょう。そして、このまま連休が永久に続けば良いのにと思っている方もいるかもしれません。
だけど、たった9連休と、365連休とでは訳が違います。
9日間だから満足できたんです。このまま、同じような生活が続くことに本当に満足できますか?
そして、一度、そういう生活に慣れてしまうと、元に戻れない。
試しに、早期退職、リタイア生活を経験し、思ったほど楽しくなかったら、またサラリーマンに戻ればいいや、何て思っている方、そんなに世の中甘くないですぜ!
まあ、これは年齢・キャリアにもよるでしょうが、仕事内容・収入を含めて前と同じような待遇で仕事できる方は極まれでしょう。待っているのは、今まで以上に過酷なサラリーマン生活って事も有り得ます。
そして、もう一つ、一度、ぬるま湯につかってしまった体は、簡単には元には戻れないという事。「だいすけ」自身、今からサラリーマンに戻るなんて絶対に無理です。
小さな刺激で大きな満足を得る人生
既に早期退職・アーリーリタイアしてしまった「だいすけ」、これからどう生きる?
サラリーマンには戻れない、だけど、正直なところ、今の単調なリタイア生活も、ちょっと飽きてきた。
うーん。。。
そう、小さな刺激でも大きな満足を得られるようになればいいいんだ!
例えば、趣味のテニス、ゲームに勝った時は嬉しい、負けたら悔しい。ブログ書きだって、読んでくださる方がいる事に喜びを感じる、そんな、些細な事でも楽しむ事が出来て、それで満足できればいいんです。
読書や映画、あるいは(「だいすけ」には全然縁のない)芸術とかでもそう。
その中にも刺激はあります。サラリーマン時代に味わった刺激とは程遠い、些細なものではありますが、これで自分が満足出来ればいいんです。
要は、こういった小さな刺激で大きな満足を感じられるようになれば、単調なリタイア生活を十分楽しめるんです。
言い換えれば、こういった生活に満足できないならアーリーリタイアしない方が良い、今の仕事がちょっと嫌だからと言って早期退職しても、決して幸せにはなれないという事です。
自分はどうなのよ?
と、偉そうな事を書いてしまいましたが、正直、「だいすけ」は、まだ、その域に達していません。
今のリタイア生活を単調すぎる、刺激が欲しいと思う事もありますし、かといって、(良くも悪くも)刺激の多いサラリーマン生活には戻る気なしという矛盾の中で葛藤してます。
リタイア生活も、もうすぐ2年。
まあ、そのうち、「小さな刺激でも大きな満足と思える」日が来るんじゃないかな。。。