現在の「だいすけ」の配当・分配金に対する考え。
アーリーリタイアした直後は、配当・分配金をもらうのもいいかなって思っていた時期もありましが、今は、
中途半端な額の配当、しかもそれを再投資するなら意味なし、
ただ個人資産(ヘソクリ)の運用としては配当目的の投資もあり。
という考えになってきました。
*我が家では家計資産(現在、将来の生活費)と個人資産(いわゆるヘソクリ、小遣い)を分けて運用・管理しています。
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家計資産での配当・分配金
資産形成期においては配当・分配金が出ても、それを再投資するので、配当時に課税される分不利、課税を繰延できる無分配の方が基本的には有利。
アーリーリタイアし収入が殆どない「だいすけ」ですが、まだ無リスク資産をリスク資産に移行している段階で結果的には資産形成期と同じ。
勿論、配当・分配金で生活費を賄えるような額だったら、ある意味理想的ですが、今の投資金額では配当があっても僅かな額。
結局はこれを再投資しているのが現状。
こんな中途半端な額だったら配当・分配金は要らない!
また、「配当・分配金という定期的なインカムゲインがある事で株価低迷時にも安心できる」という考え方もありますが、これにも否定的。
「だいすけ」は毎月、資産の棚卸、要はいくら資産があるかを確認しています。
配当があろうがなかろうが株価低迷で資産額が減れば同じこと。
結局はトータルリターン。
それなら課税繰り延べが出来る無分配ファンドの方が有利、今は家計資産の投資の殆どを無分配のファンドとしています。(一部、NISAでのETFや優待目的の個別株式は保有していますが)
個人資産(ヘソクリ・お小遣い)での配当
一方、個人資産の運用は別。
配当目的の投資も良いかなと思い始めています。
なぜなら小遣い程度なら配当で賄える可能性があるから。
具体的には1,000万円の資産があれば配当利回り3%(税引き後)とすれば年間30万。1か月、2.5万。
おっさんの小遣いとしては十分な額。
暫くは「配当小遣い生活」を続け、そして介護が必要、家族に迷惑をかけるようになったら、保有する株を売却しさっさと老人ホームへ。
売却資金が老人ホームの一時金。勿論、その時、株価が低迷していたら、それなりの施設しか入れないけど。
という事で、個人資産の運用は配当重視の投資に移行しつつあります。
国内株、米国株、うーん、配当控除を考えると国内株優先かな。
課税所得が少ない「だいすけ」の場合、配当控除で所得税0%(総合課税)、住民税5%(分離課税)、これは結構大きなメリット。
という訳で、少しずつ高配当株への投資を開始しています。
(インデックスファンドで、それを取り崩していっても結果的には同じ、いや、寧ろへたな個別株への投資で結局損する? ちょっと考え方が矛盾しているところもあるけど、まあ、そのへんは遊び半分って感じかな、どうせヘソクリだし!)
おっと、その前に早く1,000万円に到達しなきゃ。