前回の記事で、早期退職・アーリーリタイアした者には冷たい確定拠出年金(iDeCo)に対する愚痴(?)を好き勝手に書いちゃいましたが、そうは言っても、加入している以上、少しでも有利・お得になるよう使わないといけません。
そこで、「だいすけ」がやっている事、やろうとしている事。
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金融機関を野村證券から楽天証券に変更しました。現在、移換手続き中。
「だいすけ」が退職し、個人型確定拠出年金の加入金融機関を選択した当時、手数料と信託報酬を総合的に判断し、野村證券に決めました。
しかし、ここ最近、新規参入や、手数料無料化(あくまで加入する金融機関への手数料が無料になるだけです)、そして商品ラインアップの充実など、各金融機関、積極的に個人型確定拠出年金(iDeCo)をアピールしています。
「だいすけ」が加入している野村證券も新プランを出してきましたが、やはり手数料ではSBI証券・楽天証券にはかないません。
そこで「だいすけ」が選んだのは、楽天証券。
金融機関手数料が無料になるのに加え、一時金と年金の併給に対応しているのが決め手となりました。
現在、移換手続き中。
ちょうど1カ月前に申込しましたが、未だ、手続き中。楽天証券の話によると2カ月近くかかる可能性もあるとの事。
これは楽天証券のせいではなく、国民年金基金連合会の審査が長いんですよね。いくら制度が複雑とはいえ、年金番号と名前でも入力して、はいOK、と簡単な作業だと思うのですが。。。
お役所仕事って感じかな。
現在は、未だ野村證券にログイン出来る状態なので、少しずつ売却を行っています。
何もしなくても、いずれ勝手に売却されるのですが、いつの間にか売却されるのも嫌だし、このところのトランプ相場で、ようやくプラスになりましたので、利益確定させています。
こんなところが、ちょっと邪道なインデックス投資家。
拠出額の減額
現在、毎月67,000円拠出しています。国民年金の付加年金に加入しているので、満額の68,000円から1,000円だけ少なくなっています。
だけど、来年から拠出額の減額を考えています。
これは、退職所得控除のあまり分、そして60~64歳までの公的年金等控除の枠内に収まるよう、全体の資産額を調整するためです。
NISAの活用
個人型確定拠出年金の拠出を減らした分はNISAを使って投資していきます。
「だいすけ」的には、NISAの方が寧ろ使いやすいと思っています。
確定拠出年金の拠出は60歳到達前まで。そして、「だいすけ」は、そこから給付を一時金、及び年金で受けとる予定です。50歳半ばの「だいすけ」には、もう数年しかありません。
一方のNISAは、非課税期間5年ですが、ロールオーバーを使えば10年にする事が出来ます。(ロールオーバーした年の新規投資は出来なくなりますが)
そう、「だいすけ」には、NISAの方が長期にわたって非課税で投資が出来るのです。
確定拠出年金はリバランスに使いやすい。
アーリーリタイアした者にとって冷たい確定拠出年金ですが、一つだけ使いやすい点、それは、課税を気にすることなく何度でも売買が出来る事。
NISAは、一度売却すると、その枠を二度と使えなくなりますので、この点においては、確定拠出年金が断然有利。
給付を受ける時は非課税ではありませんが、運用中の利益に対しては非課税ですので、課税を考えることなく自由に売買可能、これは、Buy and Holdのインデックス投資の本道からちょっと外れた「だいすけ」にとっては好都合。
そして、売却を伴うリバランスにも使えます。
通常の口座では、売却すると(利益が出ている場合)一度課税されてしまいますので、これを避けてリバランスしようと思えば、追加投資せざるを得なくなります。そうすると、今度は、自分の投資可能金額をオーバーしてしまう可能性があります。
その点、確定拠出年金では、売却を伴うリバランスが自由に行えますので、正統派インデックス投資家にとっても好都合。
こんな感じで、個人型確定拠出年金(iDeCo)とNISAを、うまく使い分けながら投資しようと考えている「だいすけ」でした。