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(ペーパー)ファイナンシャルプランナー「だいすけ」がおくる「人生のキャッシュフローを作ろう」シリーズ5回目です。
アーリーリタイアを目指している方であれば、既にそれなりの資産をお持ちだと思います。または、多額の退職金をもらえる方もいらっしゃるでしょう。
その資産に対する利息や運用益をキャッシュフローの計算に入れてみましょう。
どういう資産運用をするかは、それぞれの考え方によりますので、「だいすけ」が、株がいいとかFXだよ、なんて事は言えません。
ただ、「だいすけ」の場合は、基本的には安全な定期預金、個人向け国債を中心に運用しています。このマイナス金利の時代でも、0.2%以上の定期預金だってあります。一方で、資産の一部を投資信託(インデックス・ファンド)等の投資にも回しています。
このへんの「だいすけ」の考え方は、こちらに書いてあります。
キャッシュフローに資産の利息・運用益を入れましょう。
退職した時点の資産に対して、各年の支出額を引き、その残りの額に運用利回りをかけた額を足していきます。
その翌年も、前年の資産残高に対して、同じことを繰返します。
そうして、資産額が0またはマイナスになった時が、今の資産で暮らしていける最大寿命という事になります。
運用利回りをいくつに設定するかは、これも、それぞれですね。
「だいすけ」の場合
定期預金などの安全資産は、インフレ率の20%、それに税金20%を引いた計16%としています。基本的にはインフレ率2%で考えていますので、その場合、0.32%の利息となります。
正直、今の低金利、デフレの時代ですら0.2%程度の運用が出来るわけですから、2%のインフレ時には、定期預金でも2%程度、いやそれ以上の利息が付くと思います。ただ、かなりマージンを見てこのような値にしています。
それと、最近の金融政策、正直、経済の勉強をちゃんとした事のない「だいすけ」には良く分からないところもありますが、マイナス金利にして無理矢理インフレを作り出そうとしています。そういう状況下で、かつてのインフレ時代(バブルの頃ですね)のように、インフレ率と同様の利率がつくか、ちょっと心配なところもありますので。
投資に関しては、これも、かなりコンサバに、インフレ率の75%、それに税金20%を引いた計60%としています。インフレ率2%の場合、1.2%です。株などの投資は基本的にはインフレ率以上のリターンが得られると考えていますが、一方で、いつリーマンショックような大暴落がくるかわかりません。元々、投資で生活の為の資産を増やしていくという考えではないので、このような利回りを設定しています。
中には、投資による運用で、リタイア後の生活費を賄っていこうと考えている方もいるかもしれませんし、それで成功されている方もいる事でしょう。だけど、「だいすけ」には、そういう考え方は無理です。投資の才能もありませんし。