だいすけの早退&投資日記

50代前半で早期退職した「だいすけ」のアーリーリタイア生活と投資・資産運用(主にインデックス投資)ブログです。

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人生のキャッシュフローを作ろう(3) ~生活費の見直し~

投稿日:2016年9月22日 更新日:

(ペーパー)ファイナンシャルプランナー「だいすけ」がおくる「人生のキャッシュフローを作ろう」シリーズ3回目です。

今現在の生活費でキャッシュフローを作ってみて、大体の目安、現状を把握されたでしょうか? きっと多くの方(特にアーリーリタイアを目指している方)が、とてもやっていけない、って結果になったのではないでしょうか? 

次のステップとして、生活費の見直し、削減を考えていきましょう。その際、年齢とともに必要な生活費も変わってくる筈ですから、これも考慮しつつ見直してみてはいかがでしょうか?

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総務省統計局の家計調査

だけど、老後の生活費なんて想像もつかないって方も多いでしょうから、総務省統計局が毎月公表している「家計調査報告」というレポートを参考にします。これには、家計の出費について、細かく分類された調査結果が記載されています。

その最新版、「家計調査(二人以上の世帯)平成28年(2016年)7月分速報 (平成28年8月30日公表)」のデータを紹介します。

二人以上の世帯が対象で、勤労者世帯と無職世帯、それぞれの結果が記載されています。無職世帯の年齢が73.3歳となっていますので、ちょうど老後の生活費の参考になります。また、勤労者世帯と、無職世帯の支出差(比率)を見る事で、現在の生活費から、どの程度削減できるか推測できます。

以下、この調査結果を表にまとめて紹介します。尚、集計の方法は、「だいすけ」が下記にように、一部変えていますのでご注意ください。

(*1)支出合計は、下記の項目を足した数字で、総務省の集計とは異なります。住居費用は除外しました
(*2)光熱費は季節的要因が大きいので、参考までに2016年2月のデータも( )内に記載しています。
(*3)総務省データでは、家庭用耐久財も含まれていましたが、これは年間の特別支出として計上した方が分かりやすいと思い、下記の集計から除外してあります。
(*4)総務省データでは、「自動車等関係費」が含まれていましたが、これを除外しました。自動車をお持ちの方は、別途支出として計上して下さい。
(*5)その他とは、諸雑費、交際費、お小遣い等が含まれます。なお、贈与金、仕送り金も含まれていましたが、これを除外しました。
(*5)税金は除外しました。(収入を税引き後の値でキャッシュフローを作ればよいので)

  勤労者世帯 無職世帯 「だいすけ」の個人的感想
世帯主の平均年齢 48.5歳 73.3歳  
世帯人員 3.39人 2.43人  
支出合計(*1) 308,049 196,966  
食費 76,156 67,021 皆さんいいもの食べてるんだな!
電気 (*2)
*( )内は2月の値
7,508
(13,151)
7,454
(14,818)
 夏場は似たようなもの、だけど冬は「だいすけ」暖房節約して頑張っています。
ガス(*2)
*( )内は2月の値
4,026
(6,941)
3,641
(7,080)
ガス・水道とも「だいすけ」家は使いすぎ。シャワー浴びてる時間が長すぎるからかな。 
水道(*2)
*( )内は2月の値
4,925
(5,829)
4,213
(5,198)
その他光熱費 257
(1,598)
204
(2,504)
 きっと、灯油代?
家具・家事用品(*3) 8,514 6,714  
被服費 13,363 7,291  
保健医療 10,919 15,057  年取ると医療費増えますね。
交通(*4) 6,998 3,492  
通信 15,137 7,260  
教育・教養・娯楽 48,151 24,120 「だいすけ」は、こんなに使わないな。 
その他(*5) 49,791 40,984 全部小遣いとすれば一人約2万円。 
社会保険料(*6) 62,304 9,515  

一か月の生活費として、老後、約20万円というとこですね。(住居費、自動車関連等除く)

勤労者世帯(現役時代)と比べてみましょう。(一世帯当たりの人数が異なる点に注意して下さい)

食費はちょっと減っているけど、一人当たりにすれば逆に増える計算になります。

光熱費はあまり変わらないですね。老後は自宅で過ごす時間が長いので、冷房・暖房費とかが増えるのかな。

保健医療費は、一人当たりに換算すると約2倍になっています。今は、70歳以上2割負担、75歳以上1割負担の方が多いはずですが、それでも、これだけ増えてしまうんですね。

大きく減るのは、通信費(高齢者はスマホ所有率少ないので、この差が大きい?)、そして当然ですが、教育費、社会保険料です。

これを参考に生活費の見直し、そして年齢とともに変わる生活費を見積もり、キャッシュフローをより現実的なものにブラッシュアップしていきましょう。

p.s. 表中に「だいすけ」の感想も書きましたが、「だいすけ」家は食費は十分削っているのですが、光熱費(ガス・水道)が高くて困っています。

 

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