早期退職やアーリーリタイアを考えてる方も多いかと思いますが、実際に踏み切るのはちょっと勇気(?)がいりますよね。
「だいすけ」は、思い切って、というか勢いで早期退職しましたが、退職から1年半近くたとうとしている今、早期退職に躊躇する理由を「だいすけ」なりに考え、そして自問自答してみました。
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会社を辞める理由がない、仕事が生きがい。
当然、こういう方もいらっしゃると思います、というか、こういう方が多いのかな。勿論、そういう方は、会社が許す限り、仕事がある限り、働くのが幸せだと思いますし、「だいすけ」は、そういう生き方を否定するつもりは全くありません。「だいすけ」自身も、ちょっと前まではそう思ってましたし、今でも、仕事そのものはやりたいと思っています。会社という組織に縛られない仕事だったらという条件付きですが。
ただ、このブログを訪れて頂いた方の多くが、何かしらの事情があって、早期退職を考えている、もしくは将来そうしたいと思っている方かと思います。
「ふつう」でない事への不安、罪悪感
サラリーマンやっていると、60歳の定年、さらに最近では定年延長とかで年金受給できる65歳まで働くのが普通ですよね。
人間、「ふつう」でいるのが一番安心。
「ふつう」だったら、家族を含め誰に文句言われることもないし、世間体的にも問題ない。
「ふつう」にしていれば、きっと、老後、お金に困る事もなく、「ふつう」の暮らしが出来るだろう。
この「ふつう」の人生から外れる決断をするには、やっぱり勇気がいりますよね。
「だいすけ」の場合
「だいすけ」も早期退職を決断する時、多少は迷いましたが、その最大の理由は、これだった気がします。
実際に、退職して、ちょっと経った頃から、「ふつう」でない自分に、「普通の人は働いている時に、俺は、こんなぐーたらな生活やってていいのかな?」という罪悪感みたいなものを感じるようになりました。
だけど、「ふつう」って何でしょう?
バリバリに仕事を頑張る人、そこそこ働いて趣味に生きる人、
結婚している人、独身の人、
子供がいる人、いない人、
いろいろな生き方があります。
お金の面でも、みんな収入は違いますし、そもそも生活費だって違います。
それぞれの生き方があって「ふつう」なんて存在しません。
それなのに、仕事を辞める時だけは、60歳(もしくは65歳)って決まっている、これって変じゃないの? と思うようになりました。
こう思う事で、「ふつう」でない事への不安が薄らいできたような気がします。
まだ、完全にこの不安・罪悪感が消えたわけではないですが、今は、この「ふつう」じゃない選択をしてしまった人生、どうやって楽しみ、充実していけるかを考えるような余裕も多少は出てきたかな。