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希望退職の実態
希望退職なんて言うけど、実態は「希望」じゃなくて「指名解雇」というのは良くある話。
「だいすけ」が退職した会社では、幸い、本当に「希望」でしたが、その前にいた会社では、名ばかり希望退職というのを経験したことがあります。
社員全員が面接、そして、その場の雰囲気で、会社にとって、自分が残って欲しいのか、あるいは辞めて欲しいのかがわかります。
もし、「残って欲しい人」が退職希望届を出そうものなら、会社のトップまで出てきて説得工作、その逆の場合は・・・。
いくら自分の力に自信があろうとも、それが会社に必要な能力がどうかはわかりません。そして今や大企業だから安泰なんて時代でもありません。
だれでもリストラの対象になる可能性があるのです。
リストラされるのと、自分の意思で辞めるのとは全然違う。
もし、「だいすけ」がリストラという形で会社を去る事になっていたら、きっと今のような平穏な生活を送れることはなかったでしょう。
例え、既にリタイアする資産があったとしても、お金の問題だけで済む問題ではありません。やはり、自分をリストラ対象とした会社や上司を恨む事もあるでしょうし、「俺は不要な人間なんだ」と自暴自棄になる事もあったかもしれません。そして、何より、自分の人生が、会社という組織にコントロールされ、自分の意思とは関係なく簡単に変えられてしまう事が「だいすけ」には我慢できません。
その点、自分の意思で辞めるという事は、例え、それが後で失敗だと思う事があったとしても、誰のせいにする事も出来ません、全部、自分が決めた事なのですから。
もう後戻りできない選択を自分で決めたのですから、後は、自分の力で、楽しい人生にすればいいんです。
自分の人生、自分の意思で決める為にも、老後資産は、なるべく早く確保しよう。
会社に頼らなくても生きていける資産があれば、リストラされる前に、自分から辞めちゃえばいいんです。
どうせ辞めるなら、割増退職金が出る希望退職募集まで待った方が良いですね。
そして募集が始まったら、とっとと希望届を出す、あるいは面接の冒頭で、自分から「辞めます」って言えばいいんです。
早期退職・アーリーリタイアなんて考えていないという方も、いつリストラの対象になるかわかりません。その為にも、老後資産は、なるべく早く確保する事をお勧めします。