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前回の記事で書いた、ファイナンシャル・プランニング技能士(ファイナンシャルプランナー) 受験の勧め。
興味を持たれた方、早速、3級の合格を目指して頑張ってみては如何でしょう?
試験は、毎年1月、5月、9月と年3回行われますが、1月の試験、来年1月22日です。現在、受験申込受付中で、11月28日が締め切りです。未だ間に合います。尚、申込はネットで可能です。
実際の試験までには約2カ月ありますので、未だ全く勉強をされていない方でも、十分合格でできるチャンスがあります。「だいすけ」も受験を決め、勉強を開始したのは試験の2カ月前でした。
「だいすけ」が実際に3級の試験を受けたのは今年5月。その際の体験談、勉強方法をご紹介します。
「だいすけ」が受験を決めたときの↓の記事も参考にして下さい。この記事の後半に、ファイナンシャル・プランニング技能検定について解説してあります。
実技試験の選択
実技試験は、「個人資産相談業務」、「保険顧客資産相談業務」、「資産設計提案業務」から1科目選択するのですが、一般的な資産運用、年金、税金といった知識を身につけたい方は、「個人資産相談業務」か「資産設計提案業務」を選択した方が良いでしょう。
このどちらかを選択するかによって申込する団体が異なります。「個人資産相談業務」なら金融財政事情研究会、「資産設計提案業務」なら日本FP協会。
尚、どちらを選択するかは試験会場の事も考慮して決めてください。会場数は圧倒的に金融財政事情研究会の方が多いです。日本FP協会だと試験会場が限られますので、特に地方の方、前日から宿泊が必要なんて事にもなりかねません。
3級の場合、実技試験といっても、単に設例が最初に示されているだけで、実際の問題は、3択のマークシート方式で、学科試験と、そう違いはありません。
先ず、過去問、1回分解いてみましょう。
FP、どんな試験で、どの程度の難易度なのかを知る為にも、勉強を始める前に、1回分の過去問を解いてみる事をお勧めします。
過去問は、金融財政事情研究会はこちら、日本FP協会はこちらからダウンロードできます。
資産運用(預貯金、株)などをやられている方、確定申告を行った事のある方、保険に加入する時、とことん内容を理解して契約している方等、
ある程度の一般的な知識があれば、そこそこの点数が取れるかと思います。
「だいすけ」ですら、学科で35点(60点満点) 、実技[資産相談業務]で39点(50点満点) とれました。合格点は6割と低く、しかも2択か3択の選択問題ですので、ちょっとした知識と山勘で、結構とれます。
テキストを購入して、勉強を開始しましょう。
「だいすけ」は↓のテキストを購入しました。Amazonのランキングでカテゴリー内1位となっていますので、きっと一番売れている本だと思います。
テキストは必ず最新のものを購入して下さい。年金や税金の制度など、毎年のように変更されます。試験は、それぞれの試験日に対して法令基準日というのが規定されており、それに沿って出題されます。例えば、来年1月の試験では、法令基準日2016年10月1日となります。
テキストを購入したら、後はひたすら読んで暗記するのみです。とにかく暗記です。暗記する内容が山のようにあります。
そんなに難しい内容ではありませが、上記テキスト、たまに説明が不十分でよく分からない箇所もあります。そういう箇所はネットで調べて理解を深めます。
とにかく合格点6割取れれば良いという方は、テキスト+過去問だけでも十分でしょう。ただ、合格だけでなく、満点を目指したいという方、ネットを利用して、より深く理解した方が良いでしょう。
とにかく暗記(特に数字の暗記)する事が多いですので、暗記が苦手、数字を見るとアレルギーが出てしまう、なんて方を除いて、テキスト1冊+過去問とネットがあれば十分、独学で合格できます。
暗記っていっても、50過ぎの、記憶力が衰えたおっさんが合格できるのですから、普通の方なら大丈夫です。
そして複数回分の過去問を解く
過去問と同じ、あるいは類似の問題が度々出題されます。したがって、なるべく多くの過去問を解くと良いかと思います。テキストに書かれていない事もありますので、そこもしっかり暗記しておきましょう。
ただ、過去問を解く際、現在の制度と変わっていないかは注意が必要です。
「だいすけ」の場合、過去4回分を解きました。
必要な勉強時間
良く、資格試験合格に必要な勉強時間なんてのがあったりしますが、当然、勉強開始する時点での知識レベル、そして記憶力などにも左右されますので、一概に言えるものではありません。
参考までに、「だいすけ」の場合、ほぼ毎日2~3時間、それを2カ月。
ちょっと無駄かなとも思ったのですが、テキストの概要やネットで調べた事等を、microsoft Onenoteにメモしていきました。そして過去問に出た部分にはマーカーを付けるなど。
これにかなり時間を費やし、総勉強時間の半分ぐらいとったかな。後々、調べる時には便利なのですが、合格するだけだったら、必要ないと思います。(2級の受験勉強の時、役立ちました)
きっと、合格を目指すだけの勉強だったら、1カ月前からでも十分間に合うでしょう。
いざ、試験!
実際の受験。
↓の記事も参考にして下さい。
高校・大学受験のような緊張した雰囲気は全くありませんでした。
服装もラフな方が多かったですし、遅れてくる人もいたりと、ちょっと、おじさんにはびっくりするぐらいリラックスした雰囲気。
3級の場合、学科120分、実技60分、特に学科の方、時間に余裕があります。
「だいすけ」の場合、先ずは問題用紙に回答を記入、そして、それを解答用紙(マークシート)に写すというふうにしました。試験問題は持ち帰りできますので、後の自己採点に使えます。
学科試験では、取りあえず1回全ての問題を解き終わり(25分ぐらい)、その後マークミスが無いか確認、そしてもう1回全ての問題を見直して、トータル70分ぐらいでした。そして退出。試験開始後1時間すれば退出できます。
実技試験も同じような感じで、40~50分ぐらいで終了。こちらは途中退出は出来ません。
以上、「だいすけ」の体験談でした。
さあ、皆さんも合格目指して頑張って下さい。