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「だいすけ」は、どちらかというと味音痴。
味音痴といっても、美味しいものと不味いものの区別は当然あります。ただ、その基準が、グルメの方より、ずっと下の方にあるだけ。
例えば、「だいすけ」はお寿司が大好きです。
だけど、グルメの方のように銀座や赤坂の高級寿司屋なんて行きません(行けません)。
スーパーの総菜コーナーのお寿司でも十分美味しいし、たまに行く回転寿司、もう、これは最高の贅沢と言ってもいいぐらい、うまいと感じるのです。
きっとグルメの方だと、スーパーのお寿司なんて食べられないですよね。
「だいすけ」が、もし高級寿司屋に行ったら、もっともっとうまいと感じるかもしれません。だけど、今の生活でも十分満足なんです。
きっと高級寿司屋だと、お金の事が心配で、ちゃんと味わえないだろうし。。。
グルメの方が、超高級寿司屋で感じる幸せを、「だいすけ」は一皿100円の回転寿司屋で感じられるのですから、こんな経済的なことはないですね。
味覚に限らず、オーディオなんかもそうですね。「だいすけ」もオーディオに興味はありますが、幸か不幸か、どちらかというと音オンチ。
音にうるさい方はアンプやスピーカーは勿論の事、ケーブルの一本までこだわって良い音を追及するらしいですが、正直、「だいすけ」には、そんな音の違い分かりません。
「だいすけ」も映画を見る為に、5.1チャンネルのサラウンド環境にしていますが、勿論、安いアンプにスピーカーです。「だいすけ」にとって、自分の後ろから音が聞こえてくるっていうだけで感激! 十分な臨場感に満足しています。
幸せか不幸か、満足するかしないかは、それを感じる基準がどこにあるかだけの問題。そして、その基準を決めるのは自分自身。
バリバリ仕事して、地位、名誉、そして多くの収入を得る、これも一つの幸せかと思います。だけど、課長、部長・・社長、どこまで昇りつめたら幸せですか? 資産500万円、1000万円・・・1億円以上、どこまで資産があれば満足ですか?
だれもが社長になれるわけではありませんし、1億円の資産を持てるわけでもありません。どこかに自分なりの基準を決めて、そこで妥協しないと永遠に満足なんて出来ません。
そして、アーリーリタイアする、しないも、その妥協の一つかもしれません。
そこそこの生活で満足できると考え、何のしがらみも受けずに生きていこうと、自分の幸せ・満足の基準を、自分自身でそこに設定した結果だと思います。
と偉そうな事をいいつつ、もっと仕事バリバリできたかな、もっと裕福な暮らしの方が良かったかな、そしたら銀座の寿司屋にも行けたかな、なんて思いが完全に吹っ切れていない「だいすけ」でした。
p.s. 食生活の話を書こうと思っていたのに、話が飛躍しちゃいました。