だいすけの早退&投資日記

50代前半で早期退職した「だいすけ」のアーリーリタイア生活と投資・資産運用(主にインデックス投資)ブログです。

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お金・年金・保険・税金

早期退職・アーリーリタイアする為には、最小限の金融リテラシーは必須。

投稿日:2016年10月24日 更新日:

早期退職・アーリーリアイアを考えている方、そして実現しようとしている方にとって、最小限の金融リテラシーは身に着けておく必要があります。

勿論、莫大な資産を持って余裕のリタイアという方にとってはどうでもいい事かもしれませんが、「だいすけ」のように、ギリギリの資産で退職に踏み切る場合は、大変重要な事です。

金融リテラシーと言っても、そんなに難しい事ではありません。金融庁 金融経済教育研究会が公表している資料などをご覧になって下さい。

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自分の資産、家計を把握する。

「だいすけ」家では、サラーリーマン時代、毎月の決められた生活費を奥さんに渡して、残りの給料、即ち貯蓄分は全て「だいすけ」が管理していました。勿論、必要な生活費は夫婦で話し合って決めたものです。

中には、貯蓄を含めて全て奥さん任せという方もいるかもしれませんが、先ずは、ご自分の資産(負債を含む)を知る事がアーリーリタイア実現の第一歩です。

そして、月々の生活費、その他、年間でかかる出費を把握しなければなりません。そこから、節約できるところがないか、真剣に考えてみましょう。せこい男(夫)と思われるかもしれませんが、夢の(?)リタイア生活を現実のものにするには、それぐらい我慢しましょう。

特に、保険料、交際費、通信費などは要チェック。

出来そうもない、ストレスがたまりそうな節約をしようと思っても、絵に描いた餅に終わってしまします。先ずは、現実的な範囲での節約からスタートする事をお勧めします。

会社の退職金・企業年金等を知る。

今、会社を辞めたらいくら退職金が貰えるか、意外と知らない方が多いのではないでしょうか? 会社の規則・規約等に書いてある筈です。もし、なければ、総務部門などに確認すれば教えてもらえるはずです。なかなか聞きにくいとは思いますが。

自己都合退職と、定年などの会社都合で退職金額が大きく異なる企業が多いと思います。ここも要チェックです。企業によっては、ある年齢以上になると、会社都合としてくれる事もあります。

そして、退職一時金とは別に、企業年金が支給される事もあります。こういった会社の福利制度もちゃんと把握しましょう。

公的年金受給額を知る。

あてにならないと言われる公的年金ですが、「だいすけ」は、公的年金無では今後の生活が成り立ちません。

先ずは年金制度そのものを知る事が第一。

次に、「ねんきんネット」などで、今、会社を辞めたとして、いくら年金をもらえるのか調べてましょう。勿論、実際に受給できるのは将来の事ですので、確約された金額ではないですが。

尚、公的年金には遺族補償制度もあります。これを知る事で、生命保険を減額できる可能性もあります。

税金や社会保障制度について学ぶ。

サラリーマンの場合、源泉徴収だけで済むことが多く、実際に、いくら税金を払っているのか、自分の税率はいくらなのかを知らない方が多いと思います。

退職したら、今まで会社が面倒見てくれた事を、全て自分でやらないといけません。

年金をもらえる年代になると、その受給方法によって、税額や国民健康保険料が大きく変わる場合があります。年金というのは公的年金(老齢基礎年金や老齢厚生年金)だけでなく、例えば、企業年金や退職金を年金で受け取る場合、確定拠出年金、さらにご自分で加入している私的年金を含みます。

年金としての受給額が多すぎると、国民健康保険料や医療費負担など、思わぬ負担増大を招きかねません。

退職金や確定拠出年金などを、一時金で受け取るか、年金で受け取るか、どちらが得なのか、税制と社会保障制度をちゃんと学ばなければわかりません。

お役所は、払うべきものを払わなかったら催促がきますが、どうしたら節税になるのかは教えてくれません。全部、自分で考えなければなりません。

資産運用について学ぶ。

資産運用といっても、「だいすけ」は株や投資信託などの投資を勧めるわけではありません。

「だいすけ」が資産の殆どを運用している定期預金も、立派な資産運用の一つです。

勿論、株や投資信託も、うまく運用できれば、資産形成の大きな助けになります。しかし、そこには必ずリスクがある事を知る必要があります。自分が、どの程度のリスクまで耐えられるかを考え、そこから投資にまわせる資産額を決めましょう。

そして、金融機関をうまく使いこなしましょう。決して、投資経験のない方が、金融機関のセールスに乗って、虎の子の退職金の多くを投資信託購入にあててしまうという事がないように。

そしてキャッシュフローを作ろう。

ここまでの知識があれば、本ブログでも何回か紹介している退職後のキャッシュフローが作れる筈です。

そして、このキャッシュフローから、今リタイア可能なのか、またはリタイアするには、あとどれだけの資産が必要なのか判断できます。

 

金融リテラシーを身に着けておくことは、アーリーリタイアだけでなく、普通に定年退職する方にも有益です。

是非、勉強してみて下さい。勿論、「だいすけ」もまだまだ知識不足のところも多くありますので、継続して勉強していきます。

以上、(ペーパー)ファイナンシャル・プランナー「だいすけ」がおくる金融リテラシー講座でした。

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