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昨日の「人生の中で最も高価な買い物」という記事で、それは「自由」であり、そして、そのお値段を見積もりました。
だけど、もっと高いものがありますね。
そう、それは結婚して家族を持つ事。
結婚するだけで、相手が専業主婦であれば、生涯賃金、そしてその後の老齢厚生年金も含めて事実上半分になるわけで、これを金額にすれば億単位になる事でしょう。
そして子供が一人いれば最低でも3千万円。(「子ども応援便り」より引用)
早期退職・アーリーリタイアの値段の比ではないですね。
「だいすけ」も、もう一人子どもがいたら、きっと早期退職できなかった事でしょう。
だけど、人生って、経済的合理性の上にだけ成り立っているわけでは無い。
「逃げ恥」の平匡さんとみくりさんは、経済的にも合理的という理由で契約結婚という形にしましたが、実際に結婚する時、そんな経済的合理性の事なんて考えないですよね。
結婚相手の年収は○○○万円以上とか条件があったり、もっと子供が欲しいけど経済的理由で諦めたなんて事もあるので、全くないとは言いませんが。
お金という物差しでは測れない何かがあるから結婚し、家族を持つんです。
アーリーリタイアだって同じ
昨日の記事のように、アーリーリタイアすると数千万円の経済的損失です。
これだけのコストをかけてまで手にした自由に、それだけの価値があるかどうかは分かりません。
だけど、これも家族を持つことと同じ。
結婚すること、子どもを持つことに経済的見返りを求めないように、自由という時間を買った事に、コストパフォーマンスなんて考えたらダメなんです。
言い換えれば、全てを経済的な物差しでしか計れない方は、アーリーリタイアしちゃダメだめなんです。そもそも、そういう方はアーリーリタイアしようなんて思わないでしょうけど。