2015年6月26日 (本記事は約1年前の日記をもとに一部、加筆・修正して2016年6月15日にアップしたものです)
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先日、退職金が振り込まれましたので、早速銀行に行って、退職金金利優遇定期預金へ預けてきました。
尚、事前に退職金が振込まれた銀行から、退職金定期預入れの先の銀行に振り込んでおきました。
1年間に複数の銀行を回す場合、あまり時間の余裕がありませんので、退職金入金前に口座開設はすませておきましょう。口座開設と同時にネットバンキングの申込みをした方が何かと便利。振込手数料割引とか、証券会社経由で無料で振込み出来る方法もありますし。
退職金金利優遇定期とは
退職金金利優遇定期預金とは、退職金を受け取った方限定で、高めの金利で預金できるものです。多くの銀行で実施されてます。だいたい退職後または退職金入金後1年以内というところが多いようです。(三菱東京UFJ銀行の定期預金プランは退職金受け取り後3か月以内)
但し、殆どの金融機関が、投資信託とセットにしたプランを大きくPRしています。「だいすけ」の場合、投資信託は、ノーロード(購入時手数料無料)で信託報酬(管理手数料)の低いものに限って購入する方針なので、迷わず定期預金だけのプランを選択。
大体、3ヶ月定期で利率1.0~1.6%ぐらいでしょうか。(地域によってはもっと高い金利の銀行もありますね)
3ヶ月と短期なのが欠点ですが、それでも、一般の定期預金の最高金利(地方銀行のネット定期)の2~4倍ぐらいの利率です。これを使わない手はありません。
3ヶ月定期でも、1年で4つの銀行を回せますので、手間さえ惜しまなければ1年間、この優遇金利で運用できることになります。
もし、6か月定期があれば、それを最後に回す事で実質15か月になります。
それと、退職金以外の資金でも利用できる銀行があります。
その場合は、ありったけの資金をかき集めて、この優遇金利を使った方がお得かと!
銀行によって、
- お受け取りされた退職金でご利用ください。(三井住友銀行)
- 退職金以外のご資金を加えることもできます。(三菱東京UFJ銀行)
- 新たなご資金であれば退職金以外のご資金もご利用可能です。(三井住友信託銀行)
など様々。特に明記されていない銀行もありますので、それぞれの銀行に問い合わせてください。
もっとも、お金に"退職金"って書いてあるわけではありませんので、後は良心の問題かな?
但し、退職金を受け取ったという証明書(退職金の源泉徴収票など)を提示する必要があります。その為、ネットではだめで店頭で手続きしなければなりません。
「だいすけ」が選んだ銀行は?
「だいすけ」が1回目の運用先として選んだ銀行は、三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行。いずれも3カ月の定期預金です。
ペイオフ(銀行が破綻しても、一つの銀行で1,000万円までは預金保険制度により保護されます)を考えて、二つの銀行に分けることにしました。まあ、今のご時世、メガバンクが破綻なんて有り得ないとは思いますが、今までもそういう主義できましたので。
いつもネット銀行ばかり使っている「だいすけ」にとって、銀行の窓口で定期預入なんてほんと久しぶり。きっと、投資信託のセールスをしつこく聞かされるだろうなって覚悟していきましたが、思ったよりあっさりしてました。満期後の話になった時も、「皆さん、複数の銀行をまわしてますね。 最後にまた戻ってきて下さいね!」と笑顔で言われただけでした。
三菱東京UFJ銀行の場合、そんなに利率良い方ではありませんが、定期預金だけのプランだと「3か月以内にお受け取りの退職金」と他の銀行より期間が短いので、利用される場合は最初にもってくる必要があります。
金利はQLC会員入会(*1)で1.2%
(*1)1000万以上の残高が必要。退職金定期用として1000万入金すれば会員になれます。
三井住友銀行は、SMBCクラブ50s会(*2)で1.5%とまずまずの金利。
(*2)50歳以上、500万以上の残高。これも退職金定期用に入金すればOK。
2016年6月15日追記
今日時点で、
三井住友銀行
1.3% or 1.5% (給与振込、住宅ローン借入、年金受取) *50sクラブはサービス終了
三菱東京UFJ銀行
円定期預金のみのプランは中止。投資信託とのセットプランのみ
*プラン、利率、条件などは変更される場合がありますので、それぞれの金融機関に直接ご確認下さい。