アセットアロケーションに従い、各アセットクラス毎に購入するインデックスファンドを決めていくわけですが、出来ればアセットクラス毎に2本に分散したいと考えています。
まあ特別大きな理由があるわけではないですが、
- 大きな乖離を起こすかもしれない
- ファンドの繰上償還、あるいは運用会社が倒産って事も有り得なくはない
- ファンドの資産を貸株に出していると貸出先のリスクがある
ってな感じで、まあ1本よりなんとなく安心という程度のもの。
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アセットアロケーション毎に2本のインデックスファンドでポートフォリオを構築
先進国株式
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックスファンド
- たわらノーロード先進国株式
信託報酬最安値のeMAXIS Slimをマネックス証券 iDeCo、実質コスト最安値のたわらノーロードはNISAや特定口座がメイン。
国内株式
- eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)
- One DC国内株式インデックスファンド
信託報酬はいずれも同じ。実質コストも大差なし。
たまたまマネックス証券 iDeCoがOne DCだったいう事で、意図せずともiDeCoとNISA/特定口座で分かれる事に。
新興国株式 ~SBI・新興国株式インデックス・ファンドを追加~
ここが今回の話題。
今まで新興国株式と言えば、eMAXIS Slim新興国株式インデックスしか選択肢が無かったのが実情。
しかし、SBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま)が2期目決算で実質コストが大幅に下がった事が判明。
新興国株式インデックスファンドで信託報酬・実質コストを比較すると、
- SBI・新興国株式インデックス・ファンド 信託報酬 0.1960% 実質コスト 0.267%
- eMAXIS Slim新興国株式インデックス 信託報酬 0.2079% 実質コスト 0.388%
信託報酬でeMAXIS Slimに並ぶ<購入・換金手数料なし>ニッセイは2期目決算で実質コストが下がったとはいえ未だ0.698%と高い、
実質コストで3位は三菱UFJ国際投信のつみたて新興国株式で、eMAXIS Slimと分散しても意味がない。
さて、実質コストで最安値となったSBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま)、
FOFで、ETFを買うだけのファンドなので、まあ信託報酬以外のコストが低くて当たり前のような気がするけど、漸く2期目の決算で平常な状態になってきたという事かな。
ただFOFで問題になるのが3重課税。
新興国株式だと米国以外に100%投資するので、仮に配当利回り2%とすると0.18%程度税金で損する事になる(投資国税率10%と仮定)。
これを実質コストに足すと0.447%。
さすがにeMAXIS Slimよりは高コストになるけど、他のファンドに比べたらまだ低い方。
許容できる範囲内かな。
それにベンチマークがeMAXIS SlimのMSCIと異なり、FTSEというのも面白い。
時価総額比率よりも若干新興国株式比率の高い我がアセットアロケーション、韓国比率も必然的に高くなる。
そこで、韓国が含まれないFTSEを加えるのも良いかなと。
という事で、今後は、この2本に投資していきます。
iDeCoでeMAXIS Slim、NISA/特定口座でSBI・雪だるま。
米国株式
現在は、
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
の1本のみ。
これも2本にしたいのだけど、今は適当なファンドがない。
将来的にはSBI・バンガード・S&P500が有力候補だけど、未だ実質コストが高いのかベンチマークとの乖離が大きい。
折角だからベンチマークの異なる楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード)にも興味があるけど、こちらは信託報酬自体が高い。
という事で、当面はeMAXIS Slim1本のみ。
楽天・バンガードの信託報酬が下がるのを期待して待とうと!