「だいすけ」が加入しているマネックス証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)にeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が追加されました。
信託報酬はバラで組み合わせるより安いし、時価総額比で投資する方には最高の1本。
そこで、本ファンドを「だいすけ」のポートフォリオに組み入れる事が出来るか検討してみました。
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eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)で我がポートフォリオを検討
「だいすけ」のアセットアロケーションは下図の通り。
今までは、このアセットアロケーション(除くリート)を、
- eMAXIS Slim先進国株式 and たわらノーロード先進国株式
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim新興国株式
- One DC国内株式 and eMAXIS Slim国内株式
の組合わせで実現してきました。
*先進国株式(MSCI Kokusai) : 米国株式 = 3 : 1の比率にすると上記アセットアロケーションになります。
このアセットアロケーションにeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を入れたポートフォリオを考えると、一例として下表の組合せが考えられます(リート分10%を除く)。
信託報酬 | 実質コスト | オール カントリー 使用 |
従来 | |
オールカントリー | 0.1144% | 0.209% | 11% | --- |
先進国株式 | 0.10615% | 0.184% | 30% | 45% |
米国株式 | 0.0968% | 0.180% | 20% | 15% |
国内株式 | 0.1540% | 0.158% | 15% | 15% |
新興国株式 | 0.2079% | 0.388% | 14% | 15% |
組合せの 信託報酬 |
--- | --- | 0.1160% | 0.1166% |
組合せの 実質コスト |
--- | --- | 0.192% | 0.192% |
オール・カントリーを組合わせる事で信託報酬は下がるものの僅か0.0006%。
実質コストは同等。
これだとファンド本数が増え、ポートフォリオ管理が面倒になるだけで何のメリットもないですね。
結局、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は使わず、従来のままにしました。
国内・新興国比率が時価総額より若干高い我がアセットアロケーションには、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)よりeMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)の方が良かったかな!
個別ファンドの信託報酬が高い新興国(&国内)部分を、全世界株式でどれだけカバー出来るかがキーポイントなので。