前回に引き続き、早期退職して1年半、アーリーリタイアに至った今までのまとめです。
今回は、早期退職募集から今に至るまでの心境の変化を中心にまとめます。
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早期希望退職募集の通知から、実際に退職するまで。
- 早期希望退職募集の発表をメールで見たとき、その条件(割増退職金)を確認した上で、すぐに応募することを決断。
- 実際に応募し、そして正式な退職が決まる。これで、この仕事も終わりかと思うと、せいせいするというより、寂しい気持ちの方が大きい。
- ただ、家探しや、契約、新居の為の買い物など、慌ただしく、あまり感傷にふけっている暇はなかった。
- 最終出勤日、上司・同僚に挨拶、そして社員証を机の上において、会社を後にする時、涙が出そうになるぐらい寂しかった。
- 退職した事に未練が無いと言ったらウソになる。
退職してから3カ月程度
- 退職した翌日から引越しの準備、そして引越しと慌ただしい毎日。
- これから迎える新しい人生に、ちょっとウキウキした気分も感じる。
- 引越し後も、各種手続きなどで3カ月程度は忙しかったせいもあり、正直あまり会社を辞めたという実感がなかった。
退職後3カ月~1年
- 新居での新しい生活にも慣れ、また手続き関連も一段落したことから、ようやく落ち着いた生活になった。
- ハローワークや転職支援サービスなどで再就職活動をスタート。ただ、何でも良いから、とにかく就職しようとい気持ちはなく、良い条件(仕事内容、勤務地等)であれば応募しよというスタンス。給料よりもやりがい重視。週2~3日ぐらいの仕事がベストなのだが、そんな条件に合うものは無。
- 毎月のハローワーク通い、ちょっと憂鬱。なぜなら、「失業者」なんだと改めて認識させられるから。
- 6カ月を過ぎた頃から、特に朝起きた時、「俺、この歳で、こんな事していて良いのかな?」と罪悪感みたいなものを感じるようになった。
- まだ、リタイア生活を楽しむという心の余裕はなかった。
- 平日に出かけるのは気が引ける。世間体も気になる。
- 英語を勉強してみたりしたが、これって、未だ前の仕事に未練があるって事かな。
- 金銭的には、もともと老後資産を確保してうえでの退職だったし、失業保険もあるので、不安はなかった。
退職後1年後から現在に至るまで
- 結局、思うような再就職先はなく、セミ・アーリーリタイアの道を選択。
- 失業保険の給付も終わり、実際に資産が減っていく事に多少の不安を覚える。
- 折角の自由な時間、有意義に過ごすため、サイクリングやテニスを始める。
- 無職では世間体が悪い、まだまだ世間の目を気にする「だいすけ」は、取りあえず肩書が欲しいと、前々から興味のあったファイナンシャルプランナーの資格取得。
- ブログを開始。これで飯食っていこうなんて考えは全くなかったが、ちょとしたお小遣いぐらは稼げるかな、と思っていた。しかし、現実はそんな甘いものではないという事を知る。
- ブログ書き、そして趣味のテニスや映画などで、毎日、結構忙しい。
- ようやく、「この歳で仕事しない」罪悪感みたいなものから解放され始める。
- 自由な時間を楽しめるようになる。いや、楽しもうと努力している。
- 平日に出かける事も割と平気になる。逆に、平日、ラケットを持ってテニスウェアで出かける自分に優越感すら覚える事がある。
- 他人から「何をされてるんですか?」と聞かれたら、「ファイナンシャルプランナーの資格を持っています、それで、ちょっとネットで軽い仕事してます」って答える。
- サラリーマン時代は、一人でいる事が寧ろ好きなタイプだったが、やはり一日中、家の中に一人でいると、寂しいと感じる時もある。
- リタイアしたからといって、一日中、何もしないでぼっとしているのは性に合わない。何か興味のある事を見つけては、それを調べたり勉強したりする毎日。
こんな感じで、今に至っています。
さて、これから、どんな人生になる事やら。。。
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中尾幸村/中尾孝子 新星出版社 2018年05月14日