「だいすけ」が考えているアーリーリタイア後の資産運用方針~その1~です。
何回か書いていますが、基本的な生活費は高金利の銀行、信用金庫の定期預金、及び個人向け国債のキャッシュバックキャンペーン等の安全資産(無リスク資産)でインフレに負けない運用を行います。
そして、総資産額から上記安全資産を引いた額が投資に回せる資金とし、この範囲内で投資を行っていきます。
現在、まだ投資資金に余裕がある状況です。
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楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)
今後2年以内にiDeCo内の定期預金を投資信託にスイッチング。
現在、楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)に毎月2.3万円の拠出を行っていますが、それ以外にもiDeCo内に結構な額の投資準備金(=定期預金)があります。
元勤めていた会社で確定給付型企業年金から確定拠出年金に制度変更があった際、それなりの額が確定拠出年金に移管されました。退職後、そして個人型確定拠出年金(iDeCo)に移行後も、その一部が未だ定期預金のまま残っています。
さらに昨年末に、個人型確定拠出年金(iDeCo)を野村證券から楽天証券に移管した際に一度現金化された資産も、まだ完全に再投資が終わっておらず、一部が定期預金に残っています。
当時、一気に投資していれば、今はもっと多額の含み益を得てウハウハの筈だったのですが、なにせこの相場ですので、いつ暴落してもおかしくないと思い、臆病者の「だいすけ」には一括投資が出来ませんでした。
現在55歳、60歳の受給開始を考えると、もう運用する期間は長くありません。今は、毎月、一定額を定期預金から(相場にかかわらず)投資信託にスイッチングしています。少なくとも、この移管を2年以内に終わらせます。
もし2年以内に暴落があれば、そこで一括投資を行います。
主に購入しているファンドは、
たわらノーロード先進国株式
インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式
の2本。
「だいすけ」のアセットアロケーションは株式、それも海外株式を中心としたアセット・アロケーションになっています。リスクは高いですが、前述のように、完全に余裕資金で投資していますので、十分、そのリスクに耐える事が出来ます。
iDeCoの出口(受給)
60歳到達時に含み益が出ている場合
早期退職した際に退職一時金をもらい、既に退職所得控除の一部を使っています。
その関係で、60歳で受給する際、全額を一時金をして受給すると、その多くが課税対象となってしまいます。
そこで、60歳で一部を一時金として受給、残りを60~64歳までの5年間で年金として受給する予定です。(併給と言われる方法)
尚、楽天証券を選択したのも、この併給に対応しているというのが最大の理由です。(SBI証券は併給未対応)
60歳到達時に資産が元本割れしていたら。
折角の運用中非課税のメリットを最大限享受する為(リバランス用としても使えるメリット有)、さらに運用指図者として受給開始を先延ばしにします。
退職一時金受給から15年経過すれば、確定拠出年金と重複した勤続年数が差し引かれなくなりますので、フルに退職所得控除を受けることが出来ます。
「だいすけ」の場合、2030年以降、一時金で受け取ると、退職所得控除で全て非課税となります。
2030年だと、まだ10年以上ありますので運用期間にもまだ余裕があります。その間に十分な含み益を確保出来たら、定期預金や比較的リスクの少ない債券などにスイッチングする事も考えています。
以上が、投資のうち、個人型確定拠出年金(iDeCo)に関する方針です。