会社辞めても、生活できるお金はあるの?
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2年前の希望退職募集の時は、だいぶ迷いました。
その時、今後の人生のキャッシュフロー、要は現在の貯蓄と将来もらえるであろう年金等の収入、そして現在の生活費をもとに今後の支出を計算し、何歳まで生活できるかっていう表をEXCELで作りました。
何とかなるぞ、85歳ぐらいまでは生きられるな! という結果になりましたが、結局、希望退職には募集しませんでした。
今になって思えば正解でしたが。。。 なんとその時のキャッシュフローにはインフレ率を考慮してなかったのです。
それから2年。
2年分の収入で貯蓄も多少増え、キャッシュフロー表もアップデートし完成度が上がってきました。今度はちゃんとインフレ率も考慮しています。インフレ率を変えたら自動的に計算してくれるようなシートにしました。
そういうときにきた再度の早期退職の募集。
今回は自信をもって、「辞めても何とかなる。」と決断できる状態になっていました。勿論、贅沢は出来ません。それとインフレ率は2.5%までという条件付きで。。。
あ、早期退職=リアイアという流れで話してますが、再就職というのも当然考えていました。ただし、「だいすけ」のキャリア(ちょっと特殊な業界なので転職先が限られる)や居住地を考えると、再就職は難しいだろうと思っています。
職種や給与などにこだわらなければ何かしらあるのでしょうが、再就職するとすれば、今までのキャリアを活かせる仕事か、そうでなくても何かやりがいを見つけられそうな仕事、そして勤務地もあまり遠くないところという条件付きです。
だから、「だいすけ」にとって早期退職するという事は、今後、働かなくても暮らしていけるだけの資産がある、というのが大前提なのです。
これからの人生、何が起きるかわかりませんし、世の中もどう変わっていくかわかりません。計算通りいかないのが人生です。特に、これから(といっても10年以上先ですが)、重要な収入源である公的年金がどうなるか、ハイパーインフレが起こったりしないか、不安の種は尽きません。
キャッシュフローでは、年金の減額や医療費の増大などは多少考慮した計算にして、さらに生活費も実際より若干多めにとってあります。だえど、本当にこれで大丈夫なのか、不安がないといったら嘘になります。
だけど、こういう不安って、たとえ定年の60歳まで働いたって、きっと消えないのではと思います。後は、なるようになるさ、年金が減ったらその分、生活費を削減すればいいや! って考えるようにしました。どうしようもなくなったら、再度、アルバイトでもする手だってありますし。
こうして金銭的には早期退職してもOKと決断しました。