前回に引き続き、アーリーリタイア後の資産運用方針~その2~です。
前回も書きましたが、まだ投資資金に余力があります。
その資金を使って今後もNISAで投資を行っていきます。無リスク資産を含めた資産全体のリバランスのようなものです。
NISA枠、夫婦で240万円ありますので、無リスク資産の比率の高い「だいすけ」家にとってはNISA枠の投資額で十分、それ以上の投資を行う予定はありません。
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現行NISAか、つみたてNISA(積立NISA)か?
2018年よりつみたてNISAが始まりますが、少なくとも2018年は現行NISAを使います。
その理由は、
- 2018年の現行NISAはロールオーバーを使えば10年間の非課税期間がありますので、現在55歳の「だいすけ」にとっては十分な期間。
- なるべく早く無リスク資産から投資資産への移行を終了させたいと思っていますので、つみたてNISAの1人、40万円では少なすぎる。
- 今後はETFを中心に投資していく予定ですが、つみたてNISAでのETFの取扱いが未だ不透明。
何に投資するか?
今までは資産を殖やす事を目的としていましたので、必ず分配金が出るETFを避け、(非上場の)投資信託を購入してきました。
しかし、今は収入が殆ど無い身ですので、資産を殖やすのではなく、資産の目減りを減らすことが投資の目的となります。
そうなると、(今までは有難迷惑だった)分配金も再投資するのではなく、月々の収入源として活かせます。(勿論、配当だけで生活できるほどの投資を行う予定はありません。あくまで生活費の極一部として考えています)
もう一つの理由はコスト。
勿論、ETFの経費率が低い事は知っていましたが、分配金課税、現地課税、さらに一般のファンドの低コスト化が進んだ今、その差は殆どないと思っていました。
しかし、実際に試算してみたところ、国内ETFは勿論の事、米国ETFでも米国に投資するETFの場合、依然、ETFが有利である事がわかりました。
以上の理由により、今後はETFを中心に投資する事に決めました。
*米国ETFでも全世界に投資するVTなどは、あまりメリットがありません。
具体的には、先進国株式をアセットアロケーションの中心としている「だいすけ」ですので、ちょっと米国比率が高くなってしまいますが、VOOやVYMに投資します。
そして一部を国内TOPIX連動型の1306に回します。
未だ、2017年のNISA枠に全く手を付けていませんので、2017年、2018年分の2年間は、この方針で投資していきます。
無リスク資産とのリバランスが終わった後は?
基本的には、そこで新規投資は終わりとなります。
後は、老後キャッシュフローで計画している予算より実績が下回った場合の余剰金で投資するだけになります。
老後キャッシュフローは、年2%のインフレを見込み、さらに生活費なども余裕を持たせていますので、多少の余剰金は出ると予測しています。
それに僅かですが、「だいすけ」の事業収入で投資していきます。ただ、これは自分のヘソクリですので、資産運用としてではなく、趣味として個別株式を買ったり好きなように投資していきます。
尚、このような記事を書くと、投資に、より積極的になったように思われるかもしれませんが、基本的な方針は↓から変わっていません。あくまで余剰資金で投資するというスタンスです。