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早期退職しアーリーリタイアすると、周りの人から「お金持ちなんですね。」と良く言われます。
そんなことはありません。「だいすけ」は普通にサラリーマンやって、しかも平社員で退職しましたので、そんなに大した給料をもらっていたわけでもありませんし、他に副収入があったわけでもありません。投資で大儲けしたなんて事もありません。
*2016.10.24一部追加・修正しました。
アーリーリタイアする為の資金、一般的なサラリーマンだったら、だれでも十分貯蓄可能なんです。
通常40年間働くところを、10年早くリタイアしたいなら、全ての支出を3/4にすれば良いだけなんです。
例えば、年収400万円の方。
定年まで40年間働くのが一般的だとします。この普通の方が、400万円のうち、350万円を生活費(教育・住宅費などすべて含む支出)、50万円を貯蓄とするならば、
10年早くリタイアしたいなら、1/4の100万円をリタイア資金として確保したうえで、残りの300万円のうち、262.5万円(350x3/4)が生活費、37.5万円(50x3/4)が通常の貯蓄。
そうすると、早くリタイアした分の10年間の生活費、262.5万円 x 10年を引いたとして、最終的な貯蓄残高は、40年間働いた人の退職時の資産に対して3/4になります。
(単純な計算なので、昇給、インフレ、資産運用等は考慮していません)
そして退職金や厚生年金なども減りますが、これも3/4の範囲内の減額なら問題ないでしょう。
現役時代、年間350万円の支出があった人と、その3/4の支出で済んでいた人とでは、老後の生活費も異なると考えるのが自然です。今まで贅沢していた人が、退職したからといって、急に節約できるわけではありません。もし出来たとしても、きっと精神的にみじめな思いをする事でしょう。
隣にいる会社の同僚が、昼食で外食しているのなら、自分は弁当を持って行けばいいんです。同僚のお子さんが私立に行くなら、自分の子供は公立にすればいいんです。4,000万円のマイホームなら、自分は3,000万円で買える物件を探せばいいんです。
たった、それだけです。
勿論、残りの1/4はリタイア資金として確保し、絶対に手を付けちゃだめです。3/4の範囲内で生活費・教育費・住宅ローン、(リタイア資金とは別の)通常の貯蓄など全ての支出を賄う必要があります。
そういうと無理だと思う方もいるかもしれませんが、要は、そこまでしてアーリーリタイアするかどうか、その気があるかないかだけの違いだと「だいすけ」は思います。
(あくまで、目安の計算ですので、正確には以前9回にわたって説明したキャッシュフローを作ってみて下さい)